草戸大橋周辺の工事

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先日、田母神・前航空幕僚長の講演会に参加しました。マスコミから集中攻撃を受けた田母神氏ですが、講演会の会場は大入り満員であり、節目ごとに拍手が沸き起こる盛況ぶりでした。田母神氏の論文や発言は「文民統制・シビリアンコントロール」の危機との批判が多いようですが、氏によると軍人は決して好戦的ではなく、むしろ部下を死なせたくない故に戦争を避ける傾向が強いとのことです。歴史を振り返れば、武官の暴走より文官の暴走により戦争に突入した例が圧倒的に多く、かのブッシュ大統領もヒトラーも文官だったことを忘れてはいけないと述べられました。
さて、芦田川の問題において文官に相当するのは国土交通省、広島県、福山市等の「河川管理者」であり、武官に相当するのは、漁業者、釣り愛好家、ボート・カヌー愛好家、環境保護団体等の「河川利用者」でしょう。現在、河川管理者による「コントロール」は誠に行き届いており、先日発表された国交省の芦田川河川整備計画策定において集められたアンケートにおいて多数の水質浄化を望む意見が出されたにもかかわらず、ほぼ無視されています。3月議会において私も市民の代表として、河川浄化社会実験に関連して「水質汚濁の原因の7割が生活雑排水の流入」という汚濁原因を市民に転嫁するかのような行政の説明に異議を申したら、「市民に転嫁云々ではなく、事実を真摯に受け止めよ」との市長答弁があり見解の相違に驚いたところです。確かに市民一人一人の生活排水低減も重要ですが、基本的に生活排水処理は行政の責任として下水道・合併処理浄化槽・バイオトイレ等の適材適所の方法で早期に完結させなければならないはずです。何度も指摘していますが下水道を重視しすぎた排水処理方針が問題なのです。皆さんも不要な公共事業に税金を投入されるより、早期の生活排水処理策完備を望まれるのではないでしょうか。
不自然な公共事業として、国土交通省による草戸大橋周辺における人工湿地造成工事は見た人が驚くほどの大工事であり、私のところにも多くの市民より「あの工事は何か?」との問合せが入っています。総工費は7億円を超え、河川整備計画に基づくとは言え、民意不在の工事と言えば言いすぎでしょうか。かつての田中正造のように当時の富国強兵策に背く、ある意味においてクーデターのような天皇への直訴という大事件はもう起こりえないかもしれませんが、私達は少しおとなしすぎるのかもしれません。
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by kkochan-com | 2009-03-20 09:48 | Trackback | Comments(0)
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