岳連の講習会で、厳冬の大山に登ってきました。
私はスキーを担いで登り、6合目から元谷に向けて滑り降りたのですが、最高のパウダースノーであり、価値ある1本だったと思います。
ところで、探検家・ナンセンは下記のように述べておられます。
「あらゆるスポーツのなかでその王者に値するスポーツがあるとすれば、それはスキーをおいて他にない。キング・オブ・スポーツである。」
(フリチョフ・ナンセン1992年ノーベル平和賞、1888年グリーンランド横断)
ちなみに、ノルディック複合(ジャンプ+クロスカントリー)をキング・オブ・スキーとも言います。
ナンセンの言うスキーとは、時代から察するに現在のゲレンデスキーではなく、自力で山に登り滑る「山スキー」や、歩くスキー「クロスカントリースキー」であろうと思います。自然を相手にする究極のスポーツ、それがスキーではないでしょうか。
写真は一瞬の晴れ間からの三鉾峰です。