今回は稲葉誠一郎議員が「福山市スポーツ振興基本計画」について質問を行いました。
<質問>
福山市スポーツ振興基本計画は、「生涯スポーツの推進」「競技スポーツの強化」「スポーツ・レクリエーション施設の整備」の3つの柱から策定されました。
しかし、児童の新体力テストでは、持久走の結果が男女共平均を下回っています。他の結果も踏まえどのように分析されていますか。
また、最も手軽にできる運動はウォーキングではないかと思います。市内の安全な道路をウォーキングコースに指定し整備すれば、市民の方々がより運動しやすい環境づくりができるのではないでしょうか、
<教育長答弁>
新体力テストの結果は、瞬発力・持久力・走力がすべての学年において全国平均を下回っています。各学校ではこうした状況を改善するため、運動場や遊具を活用した外遊びの奨励や、ゲーム的要素を取り入れ、体を動かすことの楽しさを味わわせる体育授業の工夫、今年度新たに全児童生徒に配布の「体力・運動能力ステップアップカード」を活用した運動習慣の確立などに取り組んでいるところです。さらに次年度に向けて各学校で新たに体力向上担当者を定め、学校としての体力・運動能力向上方針を作成します。
ウォーキングコースにつきましては、日常生活圏のなかでそれぞれがコースを設定されて、楽しまれている事を尊重してまいります。
<要望>
最近「歩育」という考えが提唱されていますが、子供を歩かせる事により背筋が鍛えられ、朝礼中に倒れるといった事を防げるそうです。多くの市民が利用している芦田川河川敷の遊歩道を、ウォーキングコースとして整備される事を要望します。