<   2007年 09月 ( 6 )   > この月の画像一覧

鞆のイベントに対する協賛を募集します

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 9月議会にて、鞆の埋立架橋計画の早期実現を求める請願書の採択が行われました。
議長を除く採決の結果は、賛成39、反対5(全員共産党の議員)、棄権1(私)となりました。

 私は賛成派・反対派の住民いずれも鞆を愛しており、鞆の発展を願っておられる事を理解しているつもりです。しかし、鞆の発展のために事業が必要か否かという点で、住民間に大きな亀裂ができています。
私としてはこれ以上の対立は避けたいという思いがあり、旗色を鮮明にするよりは、賛成派・反対派の両者の仲介ができる存在でありたいと考え、請願の採決を棄権しました。

 反対・賛成いずれの立場を取る方々も、以下ついては意見が一致すると思います。
1、鞆の浦の景観、まちなみは、地元の財産・観光資源として引き続き大切であること。
2、埋め立てで意見は違っても、他の面では仲良くやっていった方が良いこと。
埋立架橋問題の是非は一議員の力ではどうしようもありませんが、今後とも鞆の問題には関心を持って取り組んで行くつもりです。

 そこで、「NPO法人平塚・暮らしと耐震協議会 http://hira-taishin.jp 」副理事長の木谷正道さん達が「鞆・日本の心」プロジェクトを立ち上げ、11月23日~25日にかけて鞆でイベントを開催されると聞き、全面的に応援する事としました。

「鞆・日本の心 ~ 全国耐震・まちづくりフォーラム」
<百面打ち囲碁まつり & 心のトーク・コンサート>

■11月23日(金)「鞆・囲碁まつり~棋士百面打ち」
指導:大竹英雄九段・名誉碁聖、武宮正樹九段、大矢浩一九段、小川誠子六段
■11月24日(土)
「フォーラム・古民家保全と耐震補強」
鈴木保氏(京都大学名誉教授)地元建築士、平塚・暮らしと耐震協議会など
「トーク & コンサート」心の唄 in TOMO(常夜灯前)
中村良夫氏(元東京工業大学教授/元京都大学教授)、小川誠子氏(囲碁棋士六段)
木谷正道(ギター弾き語り)http://kokorono-uta.net
芳沢憲明(シンセサイザー)、竹DS(創作ソロ手話唄)
■ 11月25日(日)ワークショップ(東京通信使)視察他
(内容はまだ予定であり、変更の可能性があります)

 常夜灯の前で囲碁の百面打ち、トーク、コンサートは絵になり、鞆の浦の景観の価値を知らしめ、高めることに役立つでしょう。囲碁や音楽は誰にとっても楽しいので、地域の住民が仲良くなることに役立つでしょう。耐震補強フォーラムも、古民家に住む多くの鞆の住民に役立つでしょう。
 埋め立てがどうなろうとも、鞆の浦に美しい景観があることに変わりはなく、長期的に良いまちづくりを進めていくことが大事だと多くの方々は思っておられると思います。鞆の浦らしい楽しく美しいイベントとして定着し、発展させていきたいと考えています。

 なお、今回のプロジェクトは、全体で160万円の経費が予想され、少しでも地元を中心とした企業・団体の協賛を募りたいと思っています。
これは、現実に予算が足りないこともありますが、それ以上に、協賛として企業や団体、個人にご参加いただくことに、とても大きな意味があると考えるからです。

★ご協賛いただける企業・団体・個人の方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報下さい。
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by kkochan-com | 2007-09-30 22:19 | Trackback(2) | Comments(1)

鞆の問題に対するご意見

先日の日記の内容をメールマガジンしてお送りし、寄せられたご意見をご紹介します。
早速、多くの方からご意見いただき、ありがとうございました。
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 いつもありがとうございます。

 署名用紙に記載してあった文章を見ましたが、誰が(どういう団体が)署名を集めているのかわかりませんでしたし、鞆の住民でなければならないということも書いてありませんでした。
私(鞆出身、鞆町外在住)は署名しませんでしたが、誰かが町内会(の役員?)に聞いたところ、鞆の住民でなくても署名してもいいといわれたようです。

住民の9割が賛成、3割が反対の署名をしているということでしょうか。
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 いつも配信ありがとうございます。
ちゃんと、海外の私の元にも届いていますよ。
鞆の問題、私は、好き勝手なことを言える立場ですが、どっちにしろ大変ですよね。
私は、松居さんも応援しているし、大井さんも応援しています。
でも、あの交通事情は何とか解消してあげないと住民はさぞお困りでしょうし、トンネル案になると採択までに時間が更にかかる、一体どうすればいいのですかね。
一刻も早い、交通事情の緩和の為に何が必要か、いい案が出ないのなら、埋め立ても止む無しかもしれませんね。

 私は無責任な立場ですから何でも言えるのですが、埋め立てて道路を通して、そのあと残った景観を活かして、小さい幸せを追い求める、というのも手じゃないかな?と。
新しい街には、今想像もしていなかった新しい良さが産まれるのではないかな?とも思うのです。100対0では決して無いと思うんです。
タイのチェンマイ市内には1000年前の城壁の一部を残した街づくりがされてました。全部つながって残すのは当世の交通事情にあわないでしょうからね。

 鞆のことを口に出せば口元寒し、で、すぐに政治家のサイドに巻き込まれる最悪の事態ですが、みんな利害関係を抜いて本音で気持ちを言えばいいのにね。
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 鞆の埋立架橋計画の話題が書かれていました。
大田先生は紹介議員の署名をお断りした、ということですが、妥当な判断だと思います。
多くの議員が賛成しておりますが、そのほとんどの人は鞆が好きだからと言うより、市長が好きだからという人たちではないのでしょうか?
もう少し真剣に冷静に物事を判断して欲しいと思います。
今回の計画で最大の失敗は市長が反対派に対し何一つ耳を傾けず、説得せず、話し合いをもたずに推し進めた事だと思います。この事が将来鞆の住民が分裂し、いがみ合うのではないかと危惧をしています。
道路整備(道路を造ること)が街を活性化させ、どんな問題でも解決する”魔法の水”と思い込んでいる人は30年前のモータリーゼーションの波に憧れ酔いしれた人たちではないか。

 私個人的には最大の疑問はなぜ”幹線道路”なのかということです。幹線道路は地域と地域を結ぶ道路であり、都市と都市を結ぶ輸送道路であります。鞆に用のない車がどんどん入り込んでき、通過していきます。
今、問題になっているのは街中の道路が狭いためにいろいろな生活上の支障をきたしていることであり、その解決策をどうするかと言う事だと思います。
生活と観光を両立させる事がこの町の役割だと思います。
そのためにはいろいろな人の考え、意見を生かしていかなければならないと考えます。
それを考えれば市長は県に申請をする前にもっとやるべき事があったはずだと思っています。
大田先生には賛成、反対というより、奔流に流されずしっかりとした考えで取り組んでいただきたいと思います。
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大田議員様

冠省
 
 小生は鞆生まれで鞆中から市内の高校に行った者ですが、現在は仕事の関係で鞆を離れております。但し、両親は鞆に健在で長男である小生が後を継ぎますので、その時のためにも先祖代々の土地に自分名義で家も建てております。いずれ静かな余生が送れると期待しております。
 ところが、こんな小さな鞆の港を(一部とはいえ)埋め立てたり、醜い橋を架けるなどという天に唾するような行為が公然と進んでいることに驚愕しております。鞆は古いから鞆であり、狭くて不便だから鞆のよさが保たれているのです。小生が10数年駐在しましたヨーロッパの街はどこも古いものの形は決して変えることなく、街と景色の保存に智恵を絞っております。景観法はあたりまえの住民の意識です。要するに過去のものの遺産の大切さを弁えた民度の高い住民が多いということです。

 翻って、鞆の住民の大半が漁師です(小生の母方もそうです)。しかもいま住んでいるのは殆どが70歳から80歳の老人が大半です。彼らにとっては残り少ない人生を便利に過ごして死にたいのです。2000年来奇跡的に残された鞆の美しい景色が多少変わろうがどうでもよいのです。その程度の民度なのです。だからこそ日本の(多くの外人も)知識人たちが景観を変えることの危険性、愚行に警鐘を鳴らしているのです。
 
 どうか4千人という数字に惑わされることなく、何万人もの日本人そして世界の有識者が憂慮する鞆の愚行に加担することなく反対運動に協賛いただきますことを、切に切に、お願い申し上げます。
 怱々
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 大田さま

いつもメール配信ありがとうございます。

掲題の件については、私も反対です。

確かに地元住民でもないし日常訪問・通行するわけでもないので、現状の問題点を直視していません。

が、「美しい鞆」「日本の鞆」、そして「世界の・・」
何とか残せるように出来ないのでしょうか?

地元の91%の方が本当に望んでいるのでしょうか?
代替案の存在は知っているのでしょうか?

注)こちらの「提言書」をご参照下さい。
http://tomonoura.jp/tomo-machidukuri.html
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 鞆の景観ということですが、景観と言った場合そこのある家並みも統一する必要があるんですよね。では住宅はどうかと考えた場合、好き勝手のデザイン・色使いで建っていますから。「自分の家は他人からとやかく言われる筋合いは無い」という日本の常識的発想から鞆の架橋を考えると、「便利がよければそれでよい」という発想につながりますね。

 そういう私も分譲地で1ケ所だけ使う瓦や外壁を統一させて町並みを作ってみました。全て設計はこちらでしている建売住宅です。個人的には気にいっているのですが、結構資金力も必要なのでその1ケ所で終わりにしています。
 他の分譲地はお客さんの予算や間取りやデザインの希望を聞いていますので統一性も何もあったものではありません。通常全ての分譲地がそうです。

 たとえばドイツ http://allabout.co.jp/contents/secondlife_tag_c/travelgermany/CU20070511A/index/
ドレスデンの大空襲で町を焼かれても、昔の写真を元に町を同じように復興したと何かで読みました。
たしか道が狭いのを広くするかどうかで投票が行われたと聞きますが、圧倒的多数で以前のように狭い道で再建したようです。鞆の話とはえらい違いですね。

 日本と同じくドイツの都市のほとんどは焼かれています。しかし戦後が違ったようです。日本で住宅が個人の甲斐性にまかされてバラックが立ち並んだのに対して、ドイツでは計画的に国家の予算を使って個人住宅を再建する政策(確か長期の貸し出しだったと思います)が取られていたようです。

本当に町並みはなんとかならないものでしょうかね。
成羽だったかその奥だったかベンガラで塗った町並みとか綺麗ですからね。(吹屋ふるさと村)

 個人的に思うにはは都市計画法が良くないのでしょうね。エリアによって高さ制限を厳密にすべきだという意見もあります。
 昨年バリ島に行った時にガイドから聞いたのですが、バリの建物は全て椰子の木より低くないとならないそうです。 笑っちャいましたが、そのことによってすばらしく緑に囲まれた美しい町並みが維持されています。

 景観については建築士がアドバイザーについた住宅団地でも「瓦の色を黒かグレーに統一する」ということにも合意が取れないと嘆いていた本を読んだ記憶があります。

 ということで 時代が過ぎ意識が変われば「景観破壊の代表例」という「観光地」にするということしか、鞆の未来は無いかな。
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 ひとつだけお願いがあります。
鞆の住民が賛成・反対派で分裂しかけています。この事は鞆の将来にとって不幸な事になりかねません。議会はほとんどの議員さんが賛成派ですが、架橋計画について懸念される事案、弊害等については全く指摘をされません。
 これでは目的達成の為には手段を選ばない、何があっても構わないという市の方針に議会は追認することになりませんか?
議会は市民に代わって市政をチェックする機関でもあります。
事業を達成する上で障害・問題が予測されれば当然指摘し、正すことをしなければならないと思います。

*。。☆。。*。。。☆。。。*。。☆。。**。。☆。。*。。。☆。。。*。。☆。。*

 思慮深いご意見を多数寄せていただき、感謝しております。
明日の請願の採択において大いに参考にさせていただき、適切な判断を下したいと思います。

昭和20年8月8日、福山空襲により国宝の福山城天守閣が炎上しました。
終戦がもう一週間早ければ、福山城も城下町も焼けずにすんだと思うと、本当に残念です。
もし空襲がなければ、福山は由緒ある城下町としての姿を今でも随所に残していたでしょうし、鞆の問題も生じていなかったのではないでしょうか?

私も3月議会で下記の内容を市長に質問しましたが、多くの議員からヤジを浴び、おまけに市長の答弁はありませんでした。
*。。☆。。*。。。☆。。。*。。☆。。**。。☆。。*。。。☆。。。*。。☆。。*

 (中略)それから,鞆の「着物日和」というイベントに参加した件なんですが,この着物日和に参加して感じたことなんですが,私は非常にいいイベントに参加したと感じておったんですけども,住民の方の反応というのがちょっと違いまして,そりゃだれの主催なんかと。
 要は,架橋反対派がやりょうるんか,賛成派がやりょうるんか,そういったことを非常に気にされておられました。住民間の亀裂というのが,私らが考える以上にあるんだなあというのを感じたわけなんですけども,あの橋ができても,この亀裂が埋まるかどうかというのが非常に心配です。

 市長は,公約として架橋を推進されておられますから,それはそれで結構なんですが,このたび県と共同して事業説明会をされるという方針を示されておられますので,この反対派,賛成派,両者から話を聞けば,両者とも鞆が好きなわけです。鞆の発展を願っておられます。そういった背景をよく考慮されて,頭を冷やして冷静に,感情的にならずに話し合いができるように,そういう場にしていただきたい。
 ちょっと表現が難しいんですけども,ですからその話し合いの場がけんかにならないように,市長として配慮,考慮していただきたいと思うんですが,市長のお考えがあればお聞かせください。

<答弁なし>

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

日本の美しい町並みを紹介したブログをご覧下さい。
「旅する写真・カメラマン喜多 章 全国の町を撮り歩く」
http://akira55.exblog.jp/
(広島県)には鞆の写真が、(岡山県)には吹屋ふるさと村が紹介されています。
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by kkochan-com | 2007-09-17 22:10 | Trackback(1) | Comments(0)

鞆の埋立架橋・早期実現の請願書

9月12日の13時、鞆港の埋立架橋計画の早期実現を目指して、推進派住民団体「鞆地区道路港湾整備早期実現期成同盟会」より、市議会議長宛に請願が提出されました。
請願書には4105名分の署名が添えられており、これは鞆町内の20歳以上の住民の91%に相当するそうです。そして、火曜日の9月定例市議会最終日(18日)には、この請願書を採択するか否かの採決が行われる予定です。これにより、実質的に市議会における鞆港の埋立架橋計画の是非を問う事になります。
なお、12日の12時半頃、請願の提出にあたり、紹介議員としての署名の依頼が全議員にありました。
私は検討する時間が余りにも少ない事を理由に、紹介議員の署名をお断りしました。
署名しなかった議員は私の他に、公明党の4人と、共産党の5人の計10名です。
よって、46人の議員の大部分は請願書の採択に賛成するものと思われます。
私も18日の最終日には、判断を下さなければなりません。

皆様は、どのように判断されますか?
賛成・反対を問いませんので、皆様のお考えをお聞かせ下さい。
私は議員になる以前から、鞆に深い思い入れがありました。
今までに何度となく鞆に出かけ、賛成派・反対派それぞれ何人もの方にお話を聞いてきました。
また、私個人としても鞆にスポットを当てたイベントを何回も開催してきました。
カヌーイスト・野田知佑さんと一緒に河口堰から鞆までシーカヤックを漕いだり、鞆港を舞台に「カヌーフェスティバルin鞆の浦」や、「海抜0mからの鞆写真コンテスト」を開催し、多くの方に海から見た鞆の景観の素晴らしさを紹介しました。さらに今年の鞆の雛祭りでは、「着物日和TOMO」というイベントを開催し、多くの若者が着物を着て鞆の町並みを散策し、町並みに飾ってある雛飾りと相まって、素晴らしい風情を演出できたと思います。
遠方から友人・知人が来れば、可能な限り鞆に案内したり、大田記念病院の職員旅行にも鞆を組み入れています。デートコースでもありました。

私も鞆が大好きなだけに、この採択は本当に悩ましいです。
なぜなら賛成派・反対派共に「鞆が好き」なのです。
ただし、埋立架橋をしたら鞆の発展に繋がるか、否かで意見が分かれているのです。
そこで、埋立架橋賛成派・反対派の方の意見を列挙してみます。

賛成)緊急自動車が入らない・通りにくい道路問題を解決できる
反対)小型の救急車や消防車を配備すればよい、完成するまで10年かかる橋より早期に配備してはどうか

賛成)慢性的な交通渋滞を解消するには埋立架橋しかない
反対)山側トンネル案で通過交通を排除すればよく、町内の道路にも何箇所かの離合地点を設ける

賛成)埋立地に駐車場を確保できる
反対)シーサイドホテル前の堤防沿いに駐車場+ボードウォークの整備

賛成)高潮対策ができる
反対)高潮対策は一部地域にしか及ばず、逆に流入した潮の排水が困難となる

賛成)架橋により迂回路ができるので、町内の下水道整備が可能となる
反対)迂回路が無くても推進工法を採用すれば、全面通行止めにしなくても下水道整備は可能

賛成)景観の問題については、橋が新たな景観を生み出す
反対)後世に伝えるかけがえのない世界遺産級の景観が壊れ、取り返しのつかない事になる

賛成)鞆の住民の大部分が賛成し、署名している
反対)アンケートの取り方に問題があり、署名しないと村八分になる

賛成)100%排水権同意が得られなくても、住民の大多数が賛成すれば埋立免許は下りる
反対)21軒の排水権利者のうち、5軒が反対している。排水権とは、単に汚水を海に流す権利ではなく、海辺で生活する者の総合的な権利(そこからの景観・海岸の利用等)を含む

賛成)この事業が見送られると、鞆は本当に取り残されてしまう
反対)事業により鞆の良さが失われ、ますます衰退する

残念なことに話が煮詰まると、鞆の事は鞆に住んでいる者にしかわからない。よそ者が口出ししてほしくない。という話になりがちです。
しかし、広島県の事業費は55億円が予定されており、これは県民として意見を述べるに十分な金額だと思います。私としては、これだけの事業費をかけるなら、より有効利用できる方法がないものか、もう一度考えても良いのではないかと思います。
例えば、因島では島民の悲願であった因島大橋が完成して20年、人口は完成当時の45000人から30000人の2/3にまで減ってしましました。もちろん造船不況等の要因もあるでしょうが、島が栄えるどころか、逆に人口流出を加速させてしまう現象を「ストロー現象」と言うそうです。
鞆にストロー現象が生じないと言えるでしょうか?
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by kkochan-com | 2007-09-12 22:06 | Trackback | Comments(3)

H19.9誠友会代表質問

今回の質問の「全文」をご紹介します。
読み上げるのに20分程度かかりました。
皆さんも、議会の質問原稿を読む機会なんて、おそらく初めてではありませんか?
何事も経験です。長いですが、ちょっと読んでみて下さい。
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私は誠友会を代表して質問します。
さる6月28日に名誉市民・宮沢喜一様がご逝去されました。先生は半世紀にわたり戦後の政治・外交の表舞台で活躍されました。サンフランシスコ講和会議に全権団の一員として参加され、経済政策にかけては池田内閣の経済企画庁長官を皮切りに、通算4度の大蔵大臣就任、総理大臣として外には国際貢献、内には生活大国の実現を目指し、困難な課題に全力で取り組んでこられました。その先生を失ったことは、福山市民として痛恨の極みであります。心よりご冥福をお祈りいたします。

さて、地方分権が進むなか、地方議員・首長の責務はますます重要となっています。そこで、私達が子孫に何を残すことができるかを考えると、現状では後世に受け継ぐべき豊かな自然資本を浪費し、自然環境を破壊しているように思えてなりません。すでに後戻りできない地点「point of no return」を過ぎているという説もありますが、今ここで私達が社会の構造や目指すべき指針を変えれば、地球温暖化や環境破壊といった困難なテーマを克服し、大量消費社会を脱し、なおかつ経済成長も遂げることができるのではないかと考えます。

 福山市における最大の環境問題は、中国地方の1級河川13本中34年連続水質ワースト1の記録を更新中の「芦田川」です。工業用水を配水するために建造された河口堰は、福山市発展の礎を築いた功績は大きく、高く評価されるものです。しかし同時に、自然資本を浪費し、自然環境を破壊してきた原因とも言えます。

今後は自然資本の浪費を続けることなく、英知を絞り逆に自然資本への再投資こそが、福山市を活性化させる原動力になると思われます。なぜなら、家庭環境にせよ職場環境にせよ、住みやすい・働きやすい環境というのは必ずあり、その環境とは明るい太陽光が差し、緑あふれ、きれいな水と空気といった居心地のよい環境であるはずです。そのような環境下でこそ優れた人間性が発達し、労働生産性も高まり、郷土に対して誇りが持てるようになるのは自明の理です。このような観点から今後の自治体経営は行われるべきと考えます。その第一歩として、官民一致団結して芦田川水質ワースト1を返上する事に取り組まなければなりません。市長はワースト1の主たる原因は何と把握されていますか。

一つの目標達成期限として、市制100周年までにワースト1を返上するという目標を掲げてはいかがかと考えますが、市長のお考えをお聞かせ下さい。
 また、環境対策は地方自治体固有の業務や責任ではなく、国の業務としての国防・外交・防災などと同列に扱われるものであり、国に対して環境対策にかかる財源移譲を強く求める必要があると考えます。ご所見をお示し下さい。
 さらに来年度に向けた予算編成にあたり、環境対策等にかける思いがあればお聞かせ下さい。

次に芦田川の水質改善を目的とした基金の創設について提案いたします。
官民を挙げた水質浄化への取り組みとして、芦田川の水質改善を目的とした基金を設け、市民からも寄付を募ってはいかがでしょうか。水質浄化を全市的に広めるために、協働のまちづくり基金の「芦田川版」を作ってはどうかと考えます。各地域で生活排水の低減や、水路の水質浄化に取組み、基金から活動費を補助する方法です。「エコでえ~ことキャンペーン」のような、景品による参加意欲の向上策も有効と思われます。その基金により、親水イベントの開催や、合併処理浄化槽の設置補助や、下水道接続率の向上など目指してはいかがでしょうか。
従来より、芦田川の水質浄化について、様々な啓発活動が行われている事は重々承知しております。しかし、十分な効果があったと言えるでしょうか。今までの取り組みの成果と課題の整理をされてはいかがでしょうか。

下水道接続率を例に挙げても、芦田川水系の水を守る会でもその向上の申し合わせがありましたように、自己負担がネックとなってか、従来からの「お願い」や融資制度では限界があるようです。早期接続には報奨を、長期未接続にはペナルティも検討されてはいかがでしょうか。ご所見をお示し下さい。

災害時における要援護者の把握と支援についてお尋ねします。
 福山市においては「地域における災害時要援護者の避難支援の手引き」を作成し、協働のまちづくり出前講座やホームページで市民に周知されているとのことです。現時点での出前講座の開催状況や、周知の速度に対するお考えをお示しください。

 手引きには素晴らしい先進事例が紹介されておりますが、広い福山市の中には、沿岸部、山間部、中心市街地など地域によって様々な特性があります。
 手引き通りスムーズに運べば、災害時の人的被害も最小限にとどめられるとは思います。しかし最大の課題は要援護者の把握と、支援者の確保、また、いつ起こるかもわからない災害に対して、立ち上げた組織をいかに継続し、更新し続けることができるかであろうと思います。荒川区においては、昭和59年に、「おんぶ作戦」という避難救助体制を確立したものの、若い人や、新しい地域へいかに継続していくかが課題だと言っておられました。組織の持続的な維持更新の支援についてお考えがあれば、お示し下さい。

 要援護者の把握方法として、同意方式と手上げ方式が紹介されていますが、町内会や自主防災組織など、地域の努力だけでは把握は困難ではないかと思います。宮城県の石巻市は、平成14年の台風6号の通過に伴い避難勧告を出した際、一人で避難することができずにいた市民がいたことを教訓に、防災ネットワークに取り組まれたそうです。その際、要援護者の把握の為、個人情報保護審議会において、市から高齢者、障害者、要介護者など支援が必要と思われる方々のリストを町内会に情報提供する決定がされ、そのリストを元に戸別訪問し、要援護者名簿を作成されたそうです。本市としても、そのような情報提供を行うお考えはありませんか。
  今後、この手引きを活かしていくために、より一層の取り組みと支援が必要と考えますが、いかがでしょうか。

生活排水低減策についてお尋ねします。
水質ワースト1返上策には、①生活排水の低減、②芦田川河口堰の開放、の大きく2点に絞られると考えられます。下水道普及率が低いことも水質汚染の一因ですが、芦田川流域の下水道普及率について、年次目標をお示し下さい。
生活排水については、市民の意識の低さが大きな要因と思われます。問題の構造は家庭から出た排水の行方について関心が低く、しかも行き先が下水処理場や川や海であるだけに、余計に問題が見えにくく、コスト意識も働かないのでしょう。台所が川や海に繋がっているという意識啓発をさらに行い、廃食用油については、バイオディーゼル燃料へのリサイクルを勧める啓発をされてはいかがでしょうか。

芦田川汽水域の自然浄化作用についてお尋ねします。
市民の意識の低い最大の原因は、市民が川を利用しなくなった事ではないでしょうか。河口堰により汽水域が消滅し、川遊びをする人も減り、川を遡上する魚も減少し川漁も廃れ、プランクトンが海に出て行かない事による沿海漁業の衰退も深刻と言われています。漁業衰退の原因の分析をされていますか。

また、市民が利用しない川を管理においては、治水と利水のみを考えれば良く、そこに多額の河川改修費が投入されてきました。保水力と浄化力を奪う3面コンクリート側溝をやめ、自然護岸整備等の方針があればお聞かせ下さい。
さらに、今こそ市民を水辺に呼び戻すために、親水公園や安全に水辺で遊べる環境整備に予算を投入するべきではないでしょうか。道三川の例などを参考に取り組んではいかがでしょうか。ご所見をお示し下さい。

東京湾最深部の干潟「三番瀬」は、13万人分の下水処理場に匹敵すると言われていますが、仮に芦田川河口の汽水域が復活した場合の自然浄化能力はどの程度期待され、BOD等の水質はどの程度改善されるか、試算をされていますか。
また以前、汽水域は広大な親水公園であり、その当時の市民の利用度はかなり高いものがありました。水呑や多治米といった流域住民から、汽水域の復活を望む声はかなりあります。そのような市民の逸失利益がどれほどのものか推し量る事ができますか。また市民の声に対してどう答えられますか。

 芦田川の水源涵養についてお尋ねします。
降水量が少なく、水量が少ない芦田川において、下水道が延びれば延びるほど川の水量が減り、さらに流域・源流の森林保全を行わないと川の水量は減る一方でしょう。流域・源流の森林保全策としてどのような方策を考えておられますか。また水源の涵養に、広島の森づくり事業費をどのように利用されるのでしょうか。お考えをお聞かせ下さい。

河口堰の代替水源の確保策を提案いたします。
下水処理水を高度処理して、工業用水に転用する案と、工場の排水を高度処理して、再度工業用水に利用する案、いずれも「水のリサイクル」という観点から代替水源に成り得ると考えられます。
シンガポールや中国といった水不足の国においては、膜処理による水のリサイクルが進んでおり、一日処理量10万トンのプラントが次々と建設されています。しかも、その「中空糸ろ過膜」を製造しているのは、旭化成・東レ・日東電工といった日本のメーカーです。
また、JFE福山製鉄所においても、工業用水の循環率は95%であり、最大限のリサイクルに取り組んでおられます。

それに対して本市の姿勢は、河口堰はまだまだ使える施設であり、老朽化するまでは今の工業用水提供体制を続ける意向であるし、膜処理についてはコストが高く、スケールメリットも働かないので、代替水源として検討されておられません。しかし、現代の膜処理技術や世界の潮流を見れば、膜処理は検討に値すると思われますし、いつまでも環境負荷が大きく、旧態とした河口堰に頼る考えを打破されてはいかがでしょうか。

現在、芦田川浄化センターは日量7万トンの下水を処理しており、合流式下水道改善事業により、新浜浄化センターが県流域下水道に接続されれば、日量10万トンを超えるものと予測されます。この処理水に水利権は無く、流用するにあたりコストは発生しないはずです。
河口堰代替水源としての下水処理水再利用について、膜処理メーカーに下水処理水の水質データや工業用水の水質データを示し、高度処理にかかるコスト計算を依頼してはいかがでしょうか。
さらにこの試算の是非について、芦田川下流水質浄化協議会等でも検討されてはいかがでしょうか。
なお、新浜浄化センターは接続後に廃止される予定ですが、跡地利用についてはどのように考えておられますか。

河口堰の費用対効果についてお尋ねします。
過去5年間で30回程度しか実施されなかった堰の弾力的開放については、運用基準を見直した事により、この2ヶ月間ですでに10回の開放を実施され、評価しております。つまり、いかに取水量が少ないかを示すものであり、常時堰を閉じておく必要性が改めて問われるものです。河口堰の貯水量は満水496万トンに対して取水量は日量わずか7万トンであり、大型トラックで小荷物を運んだり、豪邸に老夫婦2人だけが住むといった例と同様に、大きなロスが発生していると考えられます。新たな産業団地の造成も見込まれますが、今後の工業用水の利用量・必要量についての見込みをお聞かせ下さい。

堰のランニングコストには年間5億円かかっており、堰の費用対効果についてどの程度検証されていますか。また堰の建設事業債償還の見込みもお示し下さい。
 さらに、ユスリカ対策や、湖面のごみの回収費用など、堰の管理に随伴する費用はどの程度かかっているのでしょうか。

自然資本とは、資源、生命システム、生態系が作り出すサービスを指しますが、従来これらは自然界から無償で供給されると考え、原価・経済コストに算入される事はありませんでした。それゆえ、これら自然資本が提供するサービスの浪費に対する罪悪感はあまりありませんでした。
当初、少ない自然資本「水」を最大限利用するために河口堰は建設されましたが、その事により他の多くの自然資本が犠牲になっている事実があります。そこで、堰により失われた自然資本を正当に評価し、そこから私達が享受できる利益は、河口堰により得られる利益と比較してどうか、という検討を行う必要があるのではないでしょうか。ご所見をお示し下さい。

 河口堰のその他の代替水源の案についてお尋ねします。
多くの市民により、様々な案が提案されています。他水系からの取水案として、岡山県の高梁川は水量が豊富ですが、現行法では県境を越えて工業用水の配水はできません。しかし、法改正の動きもあり、高梁川水系の工業用水は15円/tと福山市の工業用水の半値であり、仮に高梁川から工業用水を取水する場合の水利権の状況や、パイプライン敷設等のコスト試算をされてはいかがでしょうか。

また、仮に神島橋下流付近に小規模な取水堰を作り、そこから箕島浄水場に送水した場合にかかる費用の試算をされていますか。

さらに八田原ダムの運用変更による水源の確保案については、常時満水位を上げて貯水できるか否か、ダムの嵩上げによる貯水量のアップなど、非現実的であっても水利権等の試算をし、代替水源としては不適であるという根拠を示す必要があります。いかがでしょうか。

最後に、堰の開放に伴う塩害の被害予測はどの程度されているのでしょうか。お示し下さい。
 
 水辺の安全教室の開催についてお尋ねします。
今月2日に呉市のため池で2人の小学生が死亡する事故がありました。
本市においても市内のため池の緊急点検を行ったそうですが、このような事故があるたびに、危険水路や池に近づかないようにといった指導が行われます。しかし、結果として水辺の事故は年々増えており、効果が薄かったのではないでしょうか。

以前「3ナイ運動」という、高校生はバイクに乗らない、買わない、免許を取らせないという運動がありましたが、結果として、無免許で運転技術が未熟なまま事故を起こし、亡くなったり、後遺症を残すといった事故が多発しました。以降、子供達の好奇心を抑えたり、臭い物に蓋をするより、積極的に安全指導・講習を行うべきではないかという意見が多数派となりました。
今年の夏は全国的に水の事故が多発し、子供に限らず大人も多くの方が亡くなられました。これは子供の頃に水辺の安全策について、十分な教育・指導を受けていない事を表すものではありませんか。

そこで、教育委員会の取組みや指導も承知しておりますが、まず水辺で安全に遊ぶための指導者の養成が必要です。そして子供を対象としたラフティング、カヌーによる川下り体験、川辺でのキャンプなどを通じて、水の楽しさと危険を学ぶ体験が必要です。このような体験学習の機会をいかにして増やすか、検討されていますか。なお、先日の豪雨で閉鎖された「山野峡キャンプ場」の再開の見通しはいかがですか。
また、水泳の授業や、子供会やPTAによる小学校のプール開放日にて、着衣泳や救助の講習などの水辺の安全教室を開催し、ライフジャケットの体験・普及なども図ってはいかがでしょうか。
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by kkochan-com | 2007-09-11 14:09 | Trackback(2) | Comments(0)

明日は代表質問

明日の10時より、下記の項目について議会で質問します。
今回は34年連続ワースト1の芦田川の浄化策について、集中的に質問する予定です。
お時間があれば、市役所議会棟5階に傍聴に来られるか、インターネット中継でご覧下さい。
議会中継:http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/gikai/gikai/chukei/chukei-index.html

<市長の政治姿勢について>
芦田川水質ワースト1を返上について
ワースト1の原因は何か?市制100周年までに返上するという目標を掲げてはいかがか?

<財政運営について>
芦田川の水質改善を目的とした「基金」の創設について、協働のまちづくり基金「芦田川版」を作ってはいかがか?

<民生福祉行政について>
災害時要支援者の避難支援について

<環境行政について>
芦田川流域下水の普及の見込みは?
生活排水低減策について、廃食用油をバイオディーゼル燃料にリサイクルする啓発をしてはどうか?
芦田川汽水域の自然浄化作用について、汽水域が復活した場合の水質浄化の見込みはいかがか?

<農林行政について>
ひろしまの森づくり事業費について、芦田川の源流・流域の水源涵養に使ってはいかがか?

<水道・下水道行政について>
下水処理水の再利用について、コストの試算を行ってはいかがか?
河口堰の費用対効果について、河口堰の果たした役割やその経済効果も大きいが、ランニングコストや堰により失われた市民の利益を推計しているか?
河口堰の代替水源の検討について、様々な案が提案されているが、その試算や、代替水源として不適な理由を説明してはどうか?

<教育行政について>
水の事故があるたびに「水辺に近寄ってはいけません」という指導ではなく、積極的に水辺の安全教室を開催してはどうか?
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by kkochan-com | 2007-09-09 14:13 | Trackback | Comments(0)

福山市防災訓練

早いもので、もう9月ですね。
今日は福山市主催の防災訓練に行ってきました。
そこで知った覚えておくといい「番号」を、皆さんに紹介しましょう。

それは『災害用・伝言ダイヤル』です。
http://www.ntt-west.co.jp/dengon/

普段は使えませんが、電話が通じにくい災害発生時のみに使えます。
番号は171です。
ぜひ家族で憶えておきましょう。
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by kkochan-com | 2007-09-01 14:16 | Trackback | Comments(0)