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タクロバン市との交流について議会で取り上げました

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タクロバン市のアルフレッド・ロマルデス市長と記念撮影
12月7日の市議会本会議にて、明政会の藤原平議員が代表質問を行いました。
<質問>
タクロバン市との交流についてお尋ねします。
先日、我が会派の議員がフィリピン・レイテ島のタクロバン市を訪問してまいりました。タクロバン市は人口約26万人、ココナッツ栽培等の農林水産業を主要な産業としたレイテ州の州都であり、本市とは1980年10月19日に友好親善都市提携を行いました。
アルフレッド・ロマルデス市長は現在1期目の41歳、オートバイ・ゴルフ・ダイビングを趣味とする行動的なフレッシュな印象の市長でありました。市長はレイテ島出身として人気のあるマルコス元大統領イメルダ夫人の甥であり、市長夫人も市議会議員であり、年齢・知名度・財力等を勘案して今後長期にわたり市政を担う可能性があります。
今後の両市の交流について市長は「タクロバン市はレイテ州の中核都市となり、今後は州に伺いを立てずに独自の交流も可能である」と、交流再開の可能性を示唆されました。2期目の市長選挙は来年5月10日に予定されていますが、来年は友好親善都市提携30周年の節目の年でもありますので、選挙後に開催される福山ばら祭に招待状をお送りしてはいかがでしょうか。
次にタクロバン市との友好親善提携の背景には福山歩兵41連隊の存在抜きには語れません。タクロバンから車で約2時間離れた41連隊終焉の地ビリヤバにある慰霊碑は、文字盤の傷みがひどく、何の慰霊碑か判読が難しい状態となっていました。レイテ島にある数多くの慰霊碑が同様の状態にあり、異国の地にある慰霊碑の管理の難しさを感じさせられました。全国に散在する多くの遺族会も高齢化しており、今後はタクロバンに慰霊碑を統合してはどうかとの声も聞きます。戦争の歴史を次世代に伝えるために、マッカーサー公園や平和公園「ジャパニーズ・マリアパーク」を有するタクロバン市と友好親善関係にある福山市の果たす役割は今後ますます重要となるでしょう。戦没者の慰霊と歴史の継承という観点から今後のタクロバン市との交流のあり方について研究・検討されてはいかがでしょうか。
また、本市・光小学校の児童とタクロバン市・アンジェリカム小学校の児童間で、絵や書道作品の交換交流が行われています。今回の訪問により、アンジェリカム小学校では校長から英語により全児童に対して本市の紹介が行われていることを確認することができました。次世代を担う児童による交流については、教育委員会としても関心を持ち、国際交流・平和学習の良い例として取組みの後押しを求めるものです。教育長のご所見をお示し下さい。

<市長答弁>
タクロバン市との親善友好都市提携の経緯は、第41連隊戦没者の慰霊を目的とした民間団体の訪問団に帯同して、当時の市長が当地を訪問した際、相手方からの突然の求めに応じて締結したものと伺っております。突然のことであり、双方が検討を積み重ねて提携に至っていないことや、フィリピン国情の変化等により、これまで行政間の交流は皆無に等しく、さらには市民間での交流も疎遠になっている実態があります。
 本市といたしましては、平成19年に市内の民間団体が訪問された際、私の親書を託した経過もありますが、来年は親善友好都市提携30周年の節目の年でもあり、福山ばら祭への招待も含め、改めて交流継続の意思確認の親書を送付することといたしております。
今後の交流のあり方については、締結に至った経緯を踏まえた上で、相手方の意向や市民レベルでの交流の状況などを十分見極める中で、対応を検討してまいりたいと考えております。

<教育長答弁>
タクロバン市の小学校とは光小学校が絵画や書道作品の交流を行っております。今後とも我が国と他国の伝統と文化を尊重し、平和を願う態度の養うことを目的に、児童生徒の国際交流が活発となるよう支援してまいりたいと考えております。
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福山歩兵第41連隊の慰霊碑と近所に住む子供たち
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by kkochan-com | 2009-12-09 09:26 | Trackback | Comments(0)