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レイテ島の41連隊

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5月11日(月)産経新聞・東京版に掲載された記事です。
備後・福山の郷土部隊、歩兵第41連隊はレイテ島で玉砕し、生還者がほとんどいなかった事から、その戦いぶりはベールに包まれていました。ところが他部隊の生還者による想像や伝聞により、41連隊は緒戦のハロの戦いで敗走した後はレイテの脊梁山脈にこもって戦いらしい戦いはなかったというのが定説でした。大岡昇平の「レイテ戦記」をはじめ、多くのレイテ戦関係書籍にそのように記載されています。
しかし、本当にそうだったのか?
現役兵中心で、東部ニューギニア戦等の歴戦の指揮官を有する精強部隊が簡単に敗けたとは思えませんでした。そこで、41連隊と対戦した米・第1騎兵師団の記録を詳細に調べた結果、脊梁山脈の716高地(hill2348)で激闘を繰り広げていた事が判明したのです。国会図書館の憲政資料室に保管されている膨大な量のマイクロフィルムを閲覧して証拠を探し出しました。
また、大岡のレイテ戦記において41連隊は「716高地には陣地がなく、簡単に米軍の侵入を許した」配下に入った102師団は「遊兵的存在にすぎなかった」というように非常に評価が低い。一方で生還者の多い第1師団は勇戦敢闘したと高評価です。これでは41連隊の英霊が浮かばれないと考え、現地調査を行ったところ716高地に日本軍の陣地跡を発見し、レイテ戦記の記述を覆すことができたというわけです。
一言で現地調査と言いましたが、これが大変な作業でした。現地案内人を頼み、食料・水・発掘道具一切を背負って山に登り、キャンプを張って雨に打たれ、泥にまみれて陣地跡を掘りました。食料が足りなくなればジャングルの中で探し、当時の日本兵と同じような体験もしました。
このような戦史の検証結果を取り上げていただき、産経新聞には大変感謝しております。
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by kkochan-com | 2015-05-12 10:22 | Trackback | Comments(0)

ワイン特区・続報

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『山野峡ワイン計画』の途中経過です。
「ふくやまワイン特区」により少量醸造が可能になりましたが、あくまで農家民宿か農家レストランで提供する場合に限られます。現在、キャンベル100本ほどが実りますので、約400kgほどの収量が見込め、400本程度のワインができる予定です。
そのワインを提供するために古民家「ゆうすけ山荘」を改装して「やまの宿・西元」に(西元は家の屋号)、ほぼ改装工事が終わりました。写真は私がデザインした裏庭ですが、とても癒されます。
奥の蔵がワイン醸造場ですが、内部はまだ見に来た人にしか公開していません。
宿の前には山梨の「志村葡萄研究所」より提供してもらった赤ワイン用品種「富士の夢」を600本、白ワイン用品種「シャルドネ」を330本植えました。
いずれも高温多湿の西日本の気候風土に適した品種です。苗を植えるのも大変でしたが、垣根仕立て用の支柱約300本を建て、針金の総延長約8,000m!を張るのが大変でした。
これらが実る3年後には、さらに上のワイン特区(2,000リットル以上)の認可を受ける予定です。
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by kkochan-com | 2015-05-12 09:28 | Trackback | Comments(0)