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民生福祉委員会が開催されました

私は福寿園の件で質問しましたので、その際の議論の様子を紹介いたします。(なお答弁は議事録がまだ作成されていないので、要点のみです。)
Q:当初、施設側の責任を問う声が大きく、隠蔽や管理瑕疵があったのではないか?との疑念がマスメディアによって流布され、市民に多大な不安を与えた事と思います。
報告義務は無いにもかかわらず「もっと早く報告があれば」とか、検便の検体を施設が隠蔽していたとか、決定してないのに行政処分が確定したとの報道がなされたり、明らかにマスメディアをミスリードした感があります。原因や責任の所在が確定できない段階での対応には、十分な配慮が求められるが、今回の事態に対する反省点は無いでしょうか?

A:その時その時の状況についての説明があり、ミスリードはなかったとの見解でした。

Q:2点目として、当該施設に対する指導監査はあっても、バックアップはほとんど無かったように思われるが、このような事態の際は医師会等と連携を取るとか、一時的にでも市民病院が後方支援病院になるとか、一時中断に追い込まれたデイサービスの利用者の受け皿を斡旋するとかの支援策を検討するべきではなかったのか?

A:保健所が出向いた際は、デイサービスはすでに中断された状態であったので、保健所が中断を指示したわけではない。

Q:最後に、福寿園に対して、始末書の提出や、園長の辞任を強く要求したと聞いていますが、事実なのでしょうか? そのような形で事態の決着を図るのだとすれば、今回の教訓を今後に生かし、市民が安心して利用でき、また施設側にも効率的かつ安全な体制整備には繋がらないと感じますが、いかがでしょうか?

A:そのような話は初耳である。

Q:個々の事例についてはこれ以上追求いたしませんが、この度の事態で、老人医療・介護の現場から、行政・保健所に対する多大な不信感を巻き起こしたと懸念しますが、ご所見をお示しください。

A:その後の他施設で発生した感染事例については、十分な支援を行い、集団感染拡大を防げた事例があった。大田委員のところに何人か不信感を訴えた関係者がいたのかもしれないが、一部であろう。くれぐれも責任追及ではなく、施設支援を前提とした指導を行ったつもりである。溝があるならば埋めなければならない。
by kkochan-com | 2005-02-22 13:41
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