陸前高田市から帰りました

皆様から寄せられた善意をトラックに満載して、陸前高田市に行って来ました。
出発前の記念撮影です。
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右端の安芸高田市の元議員・明木一悦さんが「安芸・陸前高田 夢応援団」を結成し、市の公用トラック(2t)を調達してくれました。

4月19日、陸前高田市に内陸から市街に向かいましたが、突然ガレキの山が現れて被災地に着いたことがわかりました。
それは想像を絶する光景であり、TVや新聞で見る100倍のインパクトがあり、まさに百聞は一見にしかずです。


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支援物資をバックに左から竹駒小校長先生、明木さん、私、今回の橋渡しをしてくれた臼井先生、佐竹議員さん

★支援物資は山の上にある「竹駒小学校」に搬入しました。
市内の小学校10校、中学校7校、高校1校のうち約半数が津波の被害を受けましたが、被害の無い学校も体育館は避難所か物資集積場となり、グランドには仮設住宅が建設中でした。では子供たちはどこで運動すれば良いのでしょうか?
4月に予定されていた修学旅行は延期され、おそらく中止になるのではないかということです。
全国的に学校が避難所に指定されていますが、見直す必要があるのではないかと感じました。

持参した学用品は物資集積場(全国からの支援物資が山積み)とは別の場所に保管され、搬入を手伝っていただいた先生方より「すぐに授業で使える物が多数ある」という声が聞かれました。
先生たちに伺うと、自転車や楽器(ブラスバンド等)クラブ活動の道具等、欲しいものはいっぱいあるそうです。
引き続き陸前高田の子供たちの支援第2弾・第3弾を行いたいと考えています。
喫緊の課題として、防災無線が復旧していないので余震による津波の危険性があっても子供の避難指示・誘導が困難な状況です。
支援第2弾はお寄せいただいた寄付金により拡声器を送る予定です。

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★プレハブの市役所仮庁舎を訪問し、戸羽市長や佐竹議員より話を伺いました。
第一声は「よく来ていただきました」でした。
多くの方に被災地を見ていただき、今後の災害対策の参考にしてほしいそうです。
市役所屋上に避難したが、屋上まで津波が来て、20mの水の壁の上にさらに波が逆巻き、押し倒した建物の埃を巻き上げて迫る津波に対して「嘘だろ?」としか言えなかったそうです。
議員も1名行方不明であるし、教育委員会は教育長・教育次長・学校教育課長が亡くなられ厳しい状況です。
仮庁舎には埋葬・火葬手続きに訪れる市民で行列ができていたそうです。
被災地を車で案内してもらいましたが、「この建物は元○○、ここで○○さんが亡くなられた」等、非常にリアルで説得力がありました。
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この高さまで津波が来たとは信じられません。

★フランスからの支援
フランスのストラスブールにバルトルディー高校という学校があります。
日本語を習っている生徒達が、大船渡高校や陸前高田市の同年代の若者達が被災して家族の行方がわからない状況におかれていても皆協力しあって頑張っている様子を見て、彼らを支援するための募金活動を始めたそうです。
赤十字や他の慈善団体を通じての寄付では、東北の青少年に直接お金が送れないということで、同校の日本語教師が独自の支援団体「ソリダリテ・アンファン・ジャポン」を作られました。
私が昨年9月にドイツ・フランス環境政策ツアーでストラスブールを訪問したことがご縁で、この支援の仲介役を受けることになりそうです。
http://francemessages.seesaa.net/
★まとめ
オランダ人は寄付が好きな国民であり、普段の生活を切り詰めて競い合って寄付をするそうです。
今回被災地を訪問して西日本は平和ボケしているな~と思いました。
西日本の国民はオランダ人を見習い、東日本の被災者に対してもっとお金と物、アイデアと汗を出さないといけないと感じています。
それをしないといずれ「増税」という形で返ってくるだけではないでしょうか。
今回、陸前高田市に人脈ができたので、皆様から何か支援できる物や技術があれば仲介しますので、お申し出ください。

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被災地にも桜が咲いていました。
★4月28日(木)18時~19時、脳神経センター大田記念病院の4階会議室にて報告会を開催します。
どなたでも参加できます。特に支援物資を持ち寄っていただいた皆様はぜひお越しいただければと思います。
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by kkochan-com | 2011-04-23 18:15
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