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再び陸前高田市へ

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我が家の庭の藤の花が満開です。

5月1日から再度、陸前高田市へ支援物資を届けに行く予定です。
先日、明治大学で開催されたシンポジウムの内容をご紹介します。

・市役所が疲弊している。目前に山積した課題を何とかこなすのに手一杯で、復興に向けての前向きの歩みを始める力がなかなか出てこない。そこで、NPO法人「陸前高田復興まちづくり会議」を今月中に立ち上げるべく準備中。

・防災無線が壊れ、橋が落ち、市の中心の平野部が被災とともに地盤沈下で満潮時や、降水量の多い時には水没状態で、周辺の高台に分散して暮らしている市の内部でのコミュニケーション手段が不足している。上記のNPOでコミュニティFMを立ち上げて防災コミュニケーションと復興まちづくりのコミュニケーション基盤を確保したい。

・市議会は3月定例会中に被災。そのまま流会し、全議案が審議未了廃案に。その後3月末に当初予算のみそのまま可決して、新年度の予算執行ができる土台だけは確保した。5月に再度臨時会を開いて、実際に必要な予算確保のための補正などを行う。なお、議事録検索システムのサーバも津波で破損したので、議事録や議案資料などがなくなってしまっている。これの回復も深刻な課題。

・比較的被災が軽く済んだ高台の集落では、道路が寸断されたりする中、倒壊しなかった家屋に集落の人が集まり、食糧などもシェアしながら暮らしているところが多数ある。この地域のまとまりを壊さないで、復興に向けて強みとして生かしていくことが必要。

・災害過疎をどう防ぐかが鍵。水産業の復興のための事業形態や投資の確保などのグランドデザインと、避難生活から、仮住まい、本復興への歩みを同時に進めていかなければならない。

・全国からの支援、専門家のみなさんの知恵はありがたい。と同時に、いただいた知恵や情報の中から、選択し、方針を決定するのは陸前高田市民がやる。

自治体の機能の再建がひょっとすると一番難しい状況にあるのではないかという印象ももちました。
また、上記のNPO「陸前高田復興まちづくり会議」の支援ももう一つの課題ではないでしょうか。
by kkochan-com | 2011-04-27 15:06
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