福山空襲の前に撒かれたビラ

c0060075_18103047.jpg

c0060075_18111559.jpg

福山市では子供たちに福山空襲の被害を教える際、必ず写真のビラが紹介されます。
これを読むとアメリカは「正義の味方」だったのか?と錯覚してしまいますね。
確かに当時の爆弾にはトマホークのような「眼」はありませんでしたが、B29には最新鋭の爆撃照準器を装備していました。実際は一般市民対象の無差別絨毯爆撃だったのです。
福山の軍事施設といえば41連隊のはずが兵舎の多くは焼け残り、戦後にそれを焼けた公官庁が臨時で使用しました。もしかしたら焼失した福山城を軍事施設と判断したのでしょうか?(笑)
さらに軍部に責任を押し付け、戦争犯罪人の裁判の準備もうかがえます。
平和を回復させる新指導者とは、マッカーサーの事でしょうか?戦後の占領政策がビラから透けて見えるような気がします。
このようにこのビラは欺瞞に満ち溢れていると思うのですが、はたして学校ではどのような解説がなされているのでしょうね。

『日本国民に告ぐ』
 あなたは自分や親兄弟友達の命を助けようとは思いませんか?助けたければこのビラをよく読んで下さい。
 数日のうちに裏面の都市のうち全部もしくは若干の都市にある軍事施設を米空軍は爆撃します。
 この都市には軍事施設や軍需品を製造する工場があります。軍部がこの勝ち目のない戦争を長引かせるために使う兵器を米空軍は全部破壊します。けれども爆弾には眼がありませんから、どこに落ちるかわかりません。ご承知のように人道主義のアメリカは罪のない人達を傷つけたくはありません。ですから裏に書いてある都市から避難して下さい。
 アメリカの敵はあなた方ではありません。あなた方を戦争に引っ張り込んでいる軍部こそ敵です。アメリカの考えている平和というのはただ軍部の圧迫からあなた方を解放する事です。そうすればもっとよい新日本が出来るんです。
 戦争を止めるような新指導者を立てて平和を回復したらどうですか。
 この裏に書いてある都市でなくても爆撃されるかもしれません。少なくともこの裏に書いてある都市のうち必ず全部もしくは若干は爆撃します。
 あらかじめ注意しておきますから、裏に書いてある都市から避難してください。
[PR]
by kkochan-com | 2013-07-27 17:57
<< 陸前高田市・戸羽市長講演要旨 民生福祉委員会の視察 >>