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里山里地保全と「古典の日」に関連しての提案

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 11月17日から1週間にわたり「平成25年度一般会計決算特別委員会」が開催され、私は福山市の里山里地保全事業について質問しました。これまで3年間、山野地区、山手・津之郷地区、赤坂地区、内海地区の各モデル地域における成果と課題を整理し、来年度以降は対象地域を増やす等の施策拡充を図り、里山里地の再生と自立に向けての支援に取り組むことを要望しました。なお、10月に山野地区で開催された「里山コン」には男女60人の枠に150人の応募があり、結果として3組のカップルが誕生したとの報告もありました。
 特に山野地域については、9月に和歌山大学のシステム工学部・環境システム学科の原准教授ら有識者が山野町を視察に訪れ、水力発電所(写真)等の潜在的な地域資源を絶賛されたそうです。それらと里山里地協力隊の持つ技能を生かし、里山コン等のイベントを継続的に開催することにより地域の魅力発信に取り組むべきと提案しました。
 また、民間活力の活用により、6次産業化やコミュニティビジネスの創造により、新たな福山ブランドの創出に結び付くよう取り組むこと。さらに里山の有する特性を生かすべく、国・県の支援制度の活用や構造改革特区による規制緩和策の利用について研究することを要望しました。

次に11月1日が「古典の日」に制定されたことを契機に古典ブームが盛り上がっています。本市においても鞆の浦や明王院等の古典ゆかりの地のPRに取り組むことを求めました。
特に明王院が収蔵する「三十六歌仙扁額」等の文化財について、その内容を教育委員会として精査して取りまとめ、美術館等における一般公開を検討することを提案しました。
さらに中学校における古典教育については、「百人一首」を積極的に取り入れてゲーム感覚で古典に親しみが持てるようにすること。教員の古典の指導力の向上については、古典の専門家や郷土史研究家等の外部講師の力を借りて一層充実させることを要望しました。
by kkochan-com | 2014-11-14 12:35
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