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日本対クロアチア戦

唐突ですが、「ワールドカップ=議会」であると私は感じています。
福山市が都市間競争に打ち勝つために・・というイメージで想像を膨らませてみてください。下記のように対比できるのではないでしょうか?

日本代表選考=市議会議員選挙
選手=市議会議員
監督=市長(議長?)
ドイツ=市役所
競技場=議場
試合=本会議・委員会
サポーター=市民
審判=オンブズマン

しかし、ワールドカップと議会の決定的な差は何でしょうか?
それは、サポーター(市民)の関心の差だと思います。
代表選手選考はもちろん実力本位ですし、4年間の実績が評価されていると思います。しかし、議員の選挙はどうでしょうか?何をしているかよくわからないけど、頼まれたから投票したという人が多いのではないでしょうか?議員からの情報発信と市民の情報収集に対する努力の双方が欠けていると思います。

選手も監督も成績が振るわなければ、交代・更迭されます。勝負の世界に生きる厳しさを感じます。しかし、議員や市長はどうでしょうか? 成績や勝敗が判りにくいから、許されているのかもしれません。
試合である本会議・各種委員会での議論も、ワールドカップ並みにレベルが高く、かつ活発とは言えません。
私が少年サッカー教室に入っていた頃(27年前)、サッカーはマイナースポーツでした。今の盛り上がりはひとえに選手(議員)の努力と、サポーター(市民)の支援による賜物ではないでしょうか。

サッカーは勝ち負けが直接生活に影響する事はありません。なのに、なぜあれほど盛り上がるのでしょうか?
それに対して、市政は税や保険料・利用料の値上げ、行政サービスの拡大・縮減などにより、直接生活に影響します。その結果、都市間競争という観点から、勝ち負けという概念も生じ、より住み良いまちへと、人口移動などにより勝敗が顕著に現れるでしょう。
考えようによっては、サッカーよりもっと盛り上がってしかるべき市政のはずです。
ぜひともワールドカップ並みに市政に関心をお寄せください。よろしくお願いします。
by kkochan-com | 2006-06-18 21:57
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