先週は臨時議会が開催され、H17決算特別委員会が開かれました。
16日は最近のいじめ問題に関連した教育問題の集中審議が行なわれました。
その際、文部科学省が「いじめの定義」というものを作っている事を知りました。
「自分より弱いものに対して一方的に、身体的・心理的な攻撃を加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの。
なお、起こった場所は学校の内外をとわないこととする。」
教育委員会によると、H17は市内公立小中学校において、いじめは小学校14件、中学校31件の計45件があったそうです。 これだけしか把握できなかったという事かと感じました。
しかし、ただ今福山市の全小中学校の児童・生徒を対象に面接による聞き取り調査を行なっており、その結果の報告が待たれます。
この取組みは全国ニュースにも取り上げられています。
そして、教員による日常的な観察で早期発見が重要との見解が示されましたが、子供からの訴えが少ない事が課題との考えも示されました。
実際、今の子供は恐ろしいほど先生を信頼していないそうです。
その理由は、先生が子供の質問に答えられないからだそうです。
その質問とは・・
「なぜいじめはいけないのか?」
現場の教員がこの質問に答えられないでどうするのでしょう?
また、こんな質問をする子供が育った家庭教育はどうなっているのでしょう?