母の命日

午前中は、母の命日に合わせ、母を祀る「廟」のお披露目会が行われました。
母を偲ぶ患者さんや職員、チョモランマに一緒に登った近藤さんなど100人近くの方にお越しいただきました。
しかし!お披露目と言いながら、肝心の「廟」のカギが見当たらないのです!
ぎりぎり開会に間に合いましたが、冷や汗モノでした。

私は司会を担当し、なるべくしんみりしないように努めましたが、皆さん意を汲んでくれ、故人のエピソードを披露されたり、なごやかな法事となりました。
最後に「千の風になって」を歌って締めとしました。

ところで、3年前に母がチョモランマ登頂後に亡くなった時、母と同じ隊で同じテントで過ごし、8000mの最終キャンプを母と共に出発し、無念にも頂上直下で引き返された石井さんという方がおられました。
母は登頂を果たし、下山中8500m地点で滑落死しましたが、石井さんはベースキャンプへ下山中、「あんな優しい素敵な人と一緒で良かった。」と、突然「ワッ」と子供のように泣き出したそうです。
遭難後、私も急遽現地に向かい、ネパールのカトマンズで石井さんとお会いしましたが、その時も「素敵な人だったな~!」と明るく言われ、ちょっと元気が出ました。

石井さんは昨年、再度挑戦し、やはり最終キャンプで引き返し、5日前に3度目の正直という事で、念願の登頂を果たされました。
しかし、下山中セカンドステップ上部の三角雪田で急に体調を崩され、そのまま息を引き取られたそうです。
それにしても、母のいるすぐ近くで亡くなられるとは!
なんとも言えない因果を感じます。
今頃は久々の再会を果たしているのでしょうか?
石井さんのご冥福を心よりお祈りします。
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by kkochan-com | 2007-05-20 18:14 | Trackback | Comments(0)
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